概要

任天堂が2004年7月に発表した携帯ゲーム機。液晶画面を2面搭載したユニークな形態となっている。

「ゲームボーイ」「ゲームボーイアドバンス」シリーズで圧倒的なシェアを持つ同社が送り出す、新たな形の携帯ゲーム機。その最大の特徴は、折畳式のボディの本体側とふた側の両方に搭載された液晶画面で、使い方次第でゲームに今までにない深みを持たせることができる。

従来の十字キーとボタンによる操作のほかに、タッチスクリーンや音声認識による操作も標準でサポートしている。無線通信機能を内蔵し、最大16台を接続して通信対戦などを行なうこともできる。内部仕様などはゲームボーイアドバンスが進化したものとなっており、ゲームボーイアドバンスのゲームを遊ぶこともできる。

ニンテンドーDS Lite

任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を薄型軽量にした上位機種。2006年3月発売。

2つの液晶画面、無線LAN通信、タッチスクリーンや音声入力による操作などのユニークな機能と、高齢者や女性など今までゲームと縁の薄かった層にアピールするゲームソフトのラインアップで人気を博したニンテンドーDSの上位機種である。基本的な機能や性能はそのままに、本体サイズを縦横それぞれ約1cm、厚さを約7mm小型化し、重量を約60g削減した。また、液晶画面をより明るくし、4段階の輝度調整機能を搭載した。こうした変更点を踏まえ、「軽い」「明るい」の意味から「Lite」と名付けられた。