PSPの問題点

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  • □ボタンの不良(改善済み)
    • 発売当初、□ボタン反応が鈍いことや、凹んだまま戻ってこなくなることがあると指摘された。原因はバリが十分に取れていなかったためと、ボタンの位置が検知位置と一致していなかったためと判明。一部の金型に問題があったとして修理対応を行った。一時期、本体のボタン構造については仕様だとは発表していたため、大きな非難を浴びた。 2005年9月以降のPSPは問題となったボタンの構造が改善されている。
  • 非正規のソフトウェアの起動
    • メモリースティックDuo経由で他ゲーム機をPSP上で動作させる非公式のエミュレータや自作プログラムが存在している。これらの非正規プログラム起動防止のためのPSPのファームウェアのアップデートと、保障外プログラムを起動させる為のファームウェアのダウングレード(2006年9月現在バージョン2.71以下のPSPがダウングレード可能な状況にある)やファームのバージョン偽装といったいたちごっこが続いている。ソニーは非正規プログラムでトラブルを起こしたとしてもサポートは行わないとしている。(エミュレータ起動による破壊プログラムで破損したPSPが修理対象外になった報告もある)

      正規のアップデートファイルとは違う、本体ソフトを書き換えるファイルが出回ったことがあり、SCEは2005年1月17日に「“PSP”本体ソフトウェアの書き換えファイルに関するご注意」という告知を行い、非公式のアップデートファイルを不用意に実行しないようユーザに呼びかけた。

      ちなみに、今現在基盤の仕様を変更したPSPとなっている為にバージョン2.00以下にダウングレードは出来なくなっている。

      非正規のソフトについては、エミュレーターのような過去のハードの再現を行うソフトばかりではなく自作されたGPSモジュールと連動した地図ソフトや2ちゃんねる専用ブラウザなど利便性のあるものもあるため、それすら起動できないことについての批判もある。
  • コンピュータウイルス
    • 「PSPでサポート外ソフトウェアを起動させる為のプログラム」を装い、PSPに感染するトロイの木馬(ウイルス名:Trojan.PSPBrick)が配布されていることがシマンテックにより報告された。これに感染するとBIOSを破壊して起動不可能にしてしまう。SCEはこういった非正規のソフトウェアを使用しないように警告しており、感染した場合のサポートは行わないと発表している。このウイルスはPSPのバージョンを2.00以上にすれば感染を防ぐことができる。

      ブラウザ機能や無線LAN経由でユーザの知らないうちにウイルスに感染するといった事例は無い。

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